絵柄が1つずつ流れます。
答えるのは「2つ前と同じか」だけ。
1つ前や3つ前にも、
同じ絵柄がまざります。
見覚えはあるのに、
何個前かが言えなくなります。
全22問。何問当てられるか?
絵柄が1つずつ流れます。答えるのは「いま出ているものが、2つ前と同じか」だけ。覚えておくのはたった2つです。それだけのことが、22問もちません。
覚える量が足りないのではありません。この課題では、新しい絵柄が来るたびに、それまで「2つ前」だったものを捨て、「1つ前」を「2つ前」の枠へ送る必要があります。この入れ替えを1問ごとに、しかも答えを出しながらやります。覚えた列をそのまま再生する記憶力ゲームとは、負荷のかかる場所が違います。効いているのは容量ではなく、置き換えの速さです。もう1つの仕掛けは絵柄の種類が6つしかないことです。どれを見ても必ず見覚えがあります。「見たことがある」という感覚は速く自動的に湧きますが、「何個前に見たか」を思い出すのは遅く、意識してやる作業です。急かされると前者だけが残るので、見覚えの強さで答えることになります。この課題で「同じ」と答えて外す回は、たいてい1つ前か3つ前と同じ絵柄が出た回です。直前に見たばかりなので、見覚えはむしろいちばん強く出ます。全体のおよそ3割弱をこの引っかけにしてあり、表示時間は1.5秒から0.9秒まで縮んでいきます。置き換えに使える時間が減るほど、見覚えのほうが先に届きます。
17問で標準的なところ、19問を超えると2つ前を保ち続けられている部類です。⚠️ ただし全部「ちがう」で押し通しても14問前後は当たります。一致する回が4割弱しかないためで、そこが実質の出発点です。超えたぶんだけ、本当に2つ前を見ています。